ブロックチェーン分析企業のChainalysis(チェイナリシス)は本日、日本を代表するシステムインテグレーターである株式会社日立製作所、SB C&S株式会社の2社と新たに販売パートナーシップを締結したことを発表しました。これらの企業は、4月に開始されたパートナーシッププログラムの中で、Chainalysisの技術およびサービス指向のパートナーリストに加わった最新の企業です。このプログラムにより、Chainalysisは、世界中の政府機関、取引所、金融機関、保険会社、サイバーセキュリティ会社の間で信頼関係を構築することで、暗号資産の安全な普及を促進するという使命を果たすことができます。
日立製作所は、国内最大級のシステムインテグレーターであり、Chainalysisの付加価値再販業者(VAR)となり、主に公共分野で協業していきます。ソフトバンクのグループ会社であるSB C&Sは国内最大級のディストリビュータであり、Chainalysisはブロックチェーン関連のソリューションとしては初めてのラインナップとなります。
“高度な規制・コンプライアンスソリューションへの需要は成長を続けており、ブロックチェーンは既存の業務を近代化する上で重要な要素となっています。”とSB C&SのICT事業本部MD本部ネットワーク&セキュリティ統括部 統括部長 本美洋平氏は述べています。”日本には10,000社以上の再販業者があり、全国の顧客との連携を図りながら、リーチを最大化するためのパートナーを必要としていましたが、Chainalysisの先進的な調査・コンプライアンスソリューションは、当社のビジネスを完璧に補完してくれました。
“日立製作所、SB C&Sと協力し、この地域がブロックチェーン技術を安全かつコンプライアンスに則ってオンボードできるよう支援できることを楽しみにしています。”とChainalysisの最高収益責任者であるJason Bonds氏は述べています。”当社がグローバルに事業を拡大し続ける中で、暗号通貨調査ソフトウェアとブロックチェーン技術の需要に応えるために、当社を支援してくれる企業とパートナーを組むことは重要です。”
Chainalysisはアジア太平洋地域でのプレゼンスを拡大し続けており、最近ではオーストラリアを拠点とする大手決済プロバイダー4社と提携し、デューデリジェンスを強化し、業界全体のリスク活動を監視しています。また、Chainalysisは最近、この種のレポートとしては初となる「Geography of Cryptocurrency Report」を発表しました。
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